想ひそめし。（小倉山荘）

京都のおかきの老舗。
小倉山荘の逸品をご紹介させて頂きます。

『想ひそめし』

ピリ辛あられとベルギーチョコの衝撃のコラボレーション。
ひと口食べた時からやみつきになるお味でございます。

チョコレートのコーティングは予想を上回る厚さ。
またあられの食感も顕在で。
和洋折衷がおりなす壮大なスケールのお味でございます。

これは絶対に皆さんの舌をうならせる自信あります。
またネーミングがとってもキュートでしょ＾＾

以下、ネーミングの由来と。
小倉百人一首の４１番をご紹介させて頂きます。
日本人は昔から切ない歌を歌っておったのです…。

昔、平安の世では。
"薄様"と呼ばれる半透明のうすい加味に恋する想いをを綴り。
その文に野の花草を添えて趣向を凝らし。
愛する人に贈ったと言われています。
淡い色からついには白にまで変化していく微妙な色の様が。
"薄様"のいわれとされるようです。
平安の人々は淡い恋心のようにほんのりと茜色に染まった。
"薄様"に愛の詩をしたためたのでしょうか。

小倉百人一首　和歌４１番
恋すてふ　我が名はまだき　立ちにけり
人知れずこそ　想ひそめしか

意：
私があなたに恋をしているという噂は。
もう世間に広まり始めているではないか。
人に知られぬようにこっそりと。
想いを募らせていたのに。