I love ukulele 2010 in MIYAZAKI

昨日のJake Shimabukuroさんのライブ模様をご報告致します。昨夜はジャパンツアーのファイナル公演に宮崎を選んで頂き、制作スタッフもJakeさん本人も打ち上げのように大盛り上がりのライブになりました。アンコールも4回ありましてすっごい迫力。しかも小さな市民ホールなのでJakeさんが観客席に降りてきて2階も一周回って手が届きそうな目の前で演奏してくれるというヨダレもののシーンもたくさんありました。実は彼のライブは関西でなんどかみたことがあります。いずれも素晴らしいライブではありましたが、今回のライブはウクレレはもちろんMCも日本語も表現力も一段と大きくてそしてたくましくなった彼を見ることが出来ました。感動のあまり涙腺がいっぱいになって少しメガシラを押えたシーンもありました。今回のタイトルツアーのukuleleとは彼の母親のことなんですね。だから I love ukuleleなんです。感動的なメロディです。
そしてオリジナル曲の素晴らしさに見劣りしない彼の天才たるゆえんはアレンジ力です。お決まりのビートルズナンバーは健在でしたし、今回の目玉はクイーンのボヘミアンラブソディをウクレレ一本で演奏してのけたことです。本当に全身全霊での表現に感極まるものがありました。本当にJakeさんに感謝です。

そしてもうひとつ新しい発見がありました。それは彼は宮崎の町を本当に楽しんでいるのです。生まれ故郷のハワイとよく似ているから落ち着くのでしょうか。宮崎のことを知り、宮崎の町を愛し、宮崎のために精一杯のサービスをしてくれているのです。それもまた感動的なことでした。

そしてもうひとつ付け加えるなら、私自身がすでに宮崎に溶け込み、宮崎の町を満喫しているということです。7月1日以来、正直仕事の嵐の毎日で文字通りてんてこ舞いな時間にずっと縛られてきました。しかしながら、時間の経過とともに少しづつ自分の内面も周りの環境も落ち着いていき、次第に自分のことを考える余裕も出てきました。そんな中でこの平日にJakeさんのコンサートにいくことを決めました。その行動はそれだけ精神的にも肉体的にも余裕がでてきたということです。自転車で通勤し、自転車でコンサートにでかける。これまでなら考えられない生活スタイルです。平日の公演であれば開演の時間に間に合うだろうかなどと心配せねばなりませんが、今回はそんな心配もなく、余裕をもってライブを楽しむことができました。またライブ中も何かを考えたりすることなく、本当に真っ白の頭と空っぽの身体でウクレレの音色を受け入れ、彼の演奏に包まれることができました。彼の演奏の素晴らしさはもちろん、自分がそのような状態になるのだということを発見でき、本当に自分にとってはすごくよい変化に気がつくことができた夜でした。

Jakeさん、最高!また来年のツアーも宮崎であいましょう。