奇跡のリンゴ。
本日は号泣ものの名作をご紹介させていただきます。
この本の存在は以前から知っておりましたが、読んだことはありませんでした。
で、とある休日に古い付き合いの悪友から電話を頂き、ものすごい本があって号泣したからいまから家におくるという電話でした。この悪友はそもそも読書などしないし、感動して涙など流さない人なので非常に不思議な感覚を覚えました。
やがて、当然到着しないだろうとタカをくくっていた本が本当に到着したので、何気なく読んでみると、この本は本当に不朽の名作といえる感動のストーリーです。
弘前のリンゴ農家の木村さんが無農薬でリンゴを育てるまでの苦悩が描かれたストーリーですが、いつしかリンゴの話を越えて、自然とはなにか、幸せとはなにか、生きるとはなにかを考えさせられ、非常に読者の魂を揺さぶる作品に仕上がっています。
なによりもドキュメンタリーって説得力ありますよね。
文中に書かれたこの言葉に集約されると思います。
この言葉をかみしめてこれからの人生を生きていかなければならない。
本当にこの本に出会ってよかったです。
贈ってくれた悪友さん本当にありがとう。
そして、焼肉ごちそうさまです。
「リンゴの木は、リンゴの木だけで生きているわけではない。周りの自然の中で、生かされている生き物なわけだ。人間もそうなんだよ。人間はそのことを忘れてしまって、自分独りで生きていると思っている。」
- 作者: 石川拓治,NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」制作班
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2008/07
- メディア: 単行本
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