見通す力。

池上彰さんの作品です。
最近メディアでの露出が非常に目立っておりますが、この方の解説は本当にわかりやすいので、こちらも非常に謙虚な気持ちで聞く姿勢になります。
最近ニュースで取り上げられていることや世の中で起こっていることについて、これまで以上に興味を持って接することができるので、なんだか生活していても充実してくる感じがします。新聞やニュース番組を見て、自分が感じたことを紙にまとめてみたり、この先の予測を立ててみたり、すごく世の中の出来事に対して積極的に関わろうとしている自分を発見した時、なんだかワクワクするのです。

世の中の出来事なんて自分には関係ないことと斜に構えることは簡単ですが、やっぱり世の中で生きている自分として、世の中で起こっていること(それが中東であろうと)がなんだか知りたいし、そして知ることの楽しさを真正面から説いてくれるこの本は当たり前のことかもしれませんが、でも確認や確信という意味で非常に貴重な内容だと思います。

特にこれから社会で大活躍してくれるフレッシュな新入社員の方々なんかにすごく役立つのではないでしょうか。


見通す力 (生活人新書)

見通す力 (生活人新書)