Heal The World written by MIchael Jackson

ふとマイケルジャクソンのCDを聴いてて、この曲が流れてくると必ず感極まってしまうんです。それは彼がこの世から亡くなったこととやはり深い関係があるんだと思いますが、でも大好きだった「Hitosry」をずっと聴いてきた時も同じような感情が高ぶったことを覚えています。この曲の持っているパワー(癒しのパワー?)は聴けば聴くほどにどんどんと身に染み込んでいき、まるでスピーカーから彼の魂の叫びが轟いているような錯覚を感じます。錯覚といえば先日放映された「This is it」を見ていると、彼がもうこの世にいないというのはまるで信じることができません。これもひとつの演出に過ぎず、彼はどこかでまたリハーサルを積み重ねているのではないかとすら思えてなりません。
この歌の意味をもっと深く知りたい欲求にかられていたら、こんな和訳を見つけました。すごくすごく素敵な解釈なのでここにご紹介させて頂きます。

彼は世界を変えようと言っているのではないのですね。変えるべきは自分たちの心。この自分たちの心を変えることが世界を変えるのです。


素晴らしい和訳ですね。
またこの曲を聴いて感極まることが多くなりそうです・・・。


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こちらのブログより引用。

<訳後の感想>

 この曲の歌詞は、私が当初思っていたよりもはるかに根源的な内容だと思いました。「Heal The World」というサビの部分だけを聞けば、大体の主旨はわかるものの、マイケルが何を意図したかまでは感じ取れませんでした。しかし、ゆっくりと歌詞を読んで、曲を聴き、その内容を精査して行くと、その意図がよくわかるような気がします。全ての問題は、私たちの心の中にあります。マイケルは世界を変えようと言っているのではありません。自分たちの心を変えようと言っているのです。それが最後に世界を変えて行くと。

 考えてみると、私たちは「世界を治そう」と言われても、そんなことはとても難しいことがわかっています。特に自分一人の力では。でも、自分の心の中なら、今日からでも変えられる。マイケルはそれを歌っていたに違いない、と私は思いました。この曲が平易な英語で、わかりやすい歌唱法で(「チュモォン(come on)!」のようなマイケル語を使わずに)歌われているのも、このメッセージを子ども達にわかりやすく伝えて、彼らの先の先の世代まで、このメッセージを伝えようとしていたからではないでしょうか。マイケルがそこまで先を見ていたことに瞠目します。



キング・オブ・ポップ-ジャパン・エディション

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