「kindle」体感レポート。

polepole_tea2010-03-05


噂の「kindle」を使ってみました。
まさに読書に特化した素晴らしい端末と言えます。
さながら「読書のkindle、エンタメのipad」という印象です。

私は端末でコミックを読んだりゲームをしたりしないので。
当然「kindle派」に分類される人種だと思います。

この端末の特徴はなんといっても電子インクの採用です。
非常に目に優しい、紙の本を読んでいるような錯覚を感じます。
理由はバックライト方式ではないからです。
すなわちこの端末は自分で発光していない。
自然の光や部屋の光を反射させて読んでいるので原理は紙と一緒です。

細部を調査すると。
透明の小さなマイクロカプセルの中に、帯電した白と黒の粒子があります。
この白と黒の粒子に電圧をかけて瞬間移動させて文字を表示する。
非常に原始的な仕組みですが、だからこそ見やすいのです。

但し、モノクロなのでリッチなコンテンツには向いていません。
あくまで書籍、文学やビジネス書といったジャンルのニーズに対応します。

軽くて持ちやすい。
目にも優しい。

実際体験してみて「こりゃ売れるわ」というのが率直な感想です。
ただこの端末の登場によって既存のビジネスモデルが大きな影響を受けます。
端末には3Gが搭載されてて、ボタンひとつで本が買えちゃうからです。
どこで何をしててもボタンひとつで空から本が降ってくる感じです。
コンテンツが開放されれば、確実に端末は普及するでしょう。

あー、これ絶対買おう。
でもいまはまだ買えません。
なぜならコンテンツが洋書しかないからです…(汗)。