決闘ネット「光の道」革命。 他多数・・・。

年末年始の暇な時間とか移動時間を利用してたくさんの本を読みました。その中でも出色であった4冊をご紹介させて頂きます。


なんといっても今年早々の衝撃はこの書籍です。これは昨年の5月に孫氏と佐々木氏の間で繰り広げられた議論を編集して書籍化したもので、議論の内容はダイジェストで把握していてもこうして書籍(テキスト)で読んでみると、あらためて非常に内容の濃い議論であったことを強く再認識されられます。孫氏はある意味で私達の仕事のあるべき姿を論じているわけですが、想像をはるかに超えて本人は詳細まで把握しているというのが率直な感想です。時にはロジカルに、時にはエモーショナルに、そして最後は志で持っていく、孫氏の描く未来はどうやら私達をわくわくされてくれそうですね。新春から頭をかち割られたような一冊でした。通信業界の方は必読でっせ。

決闘 ネット「光の道」革命 (文春新書)

決闘 ネット「光の道」革命 (文春新書)

これは山登りを描いた漫画で5冊まとめて大人買いをしてしまいました。エベレストを初めて登頂したか否か、マロリーの古いカメラを追う場面から物語りは始まるわけですが、漫画の描写、キャラクタの息遣い、人間臭さなど、すべてが如実かつ奥深く描かれており、山を登ったことがある人なら必ずひきつけられる漫画です。最近読んだ漫画では文字通り最高峰ですね。そういえば大晦日に大雪の愛宕山を登って、たかが900メートルですが凍死の危機も感じたのはこの漫画のせいだけではありません。飛行機で上空1万メートルを飛行中、エベレストが8900メートルだからあんまり変わらないなぁなどと一人で感心してました。


神々の山嶺 1 (集英社文庫(コミック版))

神々の山嶺 1 (集英社文庫(コミック版))

たむらけんじさんの本。外食産業のむずかしさと舞台裏が如実に描かれた外食系独立のバイブルではないでしょうか。これを読めば必ず成功するとは思いませんが、この内容は絶対に押えておきたい事実ですね。なぜなら正直に舞台裏を書いていらっしゃるからです。特に僕はラーメン屋は絶対にやらないという持論のところは妙な説得力があって感心してしまいました。


細木数子さんのいわゆる「反細木視線」から書かれた本です。非常に有名な著者の本ですので、信憑性あふれる内容は衝撃的なものばかりでした。正月ボケした頭にひょうどよし刺激を与えてくれる書籍です。


細木数子 魔女の履歴書 (講談社+α文庫)

細木数子 魔女の履歴書 (講談社+α文庫)